「仮想通貨って気になるけど、何から手をつけていいかわからない」という方は多いのではないでしょうか。ビットコイン、イーサリアム、アルトコインなど、聞いたことはあるけれど実際にどうやって買うのか、危なくないのか、不安を感じている方も少なくないはずです。
仮想通貨の始め方は実はとてもシンプルで、「取引所の口座を作って、日本円を入金して、ビットコインを買う」の3ステップです。
この記事では、仮想通貨の基礎知識から実際の購入方法、初心者が気をつけるべき注意点まで、記事執筆時点の最新情報で丁寧に解説します。初めての方でも迷わないようにステップバイステップで進めていくので、ぜひ最後まで読んでみてください。

仮想通貨(暗号資産)とは?
仮想通貨は、正式には「暗号資産」と呼ばれるデジタルなお金です。ブロックチェーンという技術で管理されており、銀行のような中央管理者がいないのが特徴です。
記事執筆時点で仮想通貨は世界中に数万種類以上存在しますが、主要なものは以下の通りです。
| 通貨名 | 略称 | 特徴 |
|---|---|---|
| ビットコイン | BTC | 仮想通貨の元祖。「デジタルゴールド」と呼ばれ、価値の保存手段として注目されている |
| イーサリアム | ETH | スマートコントラクトが使えるプラットフォーム。DeFiやNFTの基盤 |
| リップル | XRP | 国際送金に特化した仮想通貨。銀行間送金の効率化を目指している |
| ソラナ | SOL | 高速処理が特徴のブロックチェーン。NFTやDeFiで人気が急上昇中 |
初心者はまずビットコインとイーサリアムを押さえておけば十分です。この2つで仮想通貨市場全体の6割以上を占めています。
仮想通貨を始める前に知っておくべきこと
仮想通貨は余剰資金で
これは最も大切なルールです。仮想通貨は値動きが激しく、1日で10%以上動くことも珍しくありません。生活費や将来のための貯金を使うのは絶対にNGです。最悪ゼロになっても問題ない金額で始めましょう。
短期で大儲けしようとしない
SNSでは「仮想通貨で○○万円稼いだ」という投稿をよく見かけますが、その裏には同じくらい損をしている人がいます。特に初心者は短期トレードで勝つのが難しいため、積立投資や長期保有がおすすめです。
税金がかかる
仮想通貨の利益は「雑所得」として課税されます。年間20万円以上の利益が出たら確定申告が必要(給与所得者の場合)です。これを知らずに痛い目に遭う方が毎年いるため、最初に理解しておきましょう。

仮想通貨の始め方 – 4ステップ
ステップ1:取引所で口座を開設する
仮想通貨を買うには、まず取引所の口座が必要です。日本では金融庁に登録された取引所を使うのが鉄則です。
初心者におすすめの取引所はこの3つです。
| 取引所 | 強み | こんな人におすすめ |
|---|---|---|
| Coincheck | アプリの使いやすさに定評あり | 完全初心者の方 |
| bitFlyer | 1円から買える。セキュリティも高い | 少額から始めたい方 |
| GMOコイン | 各種手数料が無料 | コスト重視の方 |
口座開設に必要なものは、メールアドレス・本人確認書類・銀行口座の3点です。スマホから最短10分で申し込みが完了します。
ステップ2:日本円を入金する
口座が開設できたら、銀行振込やネットバンキングで日本円を入金しましょう。最初は5,000円から10,000円くらいで十分です。即時入金に対応している銀行を使えば、すぐに反映されて便利です。
ステップ3:仮想通貨を購入する
入金できたら仮想通貨の購入です。最初に買うなら、ビットコイン(BTC)がおすすめです。
購入方法は「販売所」と「取引所(板取引)」の2種類があります。
- 販売所:ワンタップで購入できて超簡単。ただしスプレッド(実質的な手数料)がかかる
- 取引所(板取引):他のユーザーと直接売買。スプレッドが狭くてお得だが、操作にコツがいる
初心者はまず販売所で問題ありません。慣れてきたら取引所に切り替えていきましょう。
ステップ4:セキュリティ設定をする
購入したら、必ず以下のセキュリティ設定を行ってください。
- 二段階認証の設定(Google Authenticator推奨)
- 強固なパスワードの設定(他サービスと使い回さない)
- ログイン通知の有効化
- フィッシング詐欺への注意(公式サイトをブックマークする)
初心者におすすめの投資戦略
積立投資がベスト
仮想通貨初心者に最もおすすめなのは、毎月決まった金額を自動で購入する「積立投資」です。価格変動を気にせず、コツコツと資産を積み上げていけます。
Coincheckの「Coincheckつみたて」やbitFlyerの「かんたん積立」を使えば、一度設定するだけで自動的に購入してくれます。月1万円からでOKです。
分散投資を心がける
1つの銘柄に全額突っ込むのはリスクが高いため、ビットコイン70%、イーサリアム30%くらいの比率で分散するのがおすすめです。
長期保有(ガチホ)で構える
短期的な値動きに一喜一憂せず、数年単位のスパンで保有します。ビットコインは過去を振り返ると、4年周期のサイクルで上昇トレンドを繰り返してきました(あくまで過去のデータであり、将来を保証するものではありません)。

初心者が気をつけるべき5つの注意点
1. 詐欺に注意する
「確実に儲かる」「元本保証」という仮想通貨は存在しません。SNSでのDMやLINEグループの勧誘は99%詐欺と考えて問題ありません。
2. FOMO(取り残される恐怖)に負けない
価格が急上昇している時に焦って買わないこと。冷静に、計画通りに投資しましょう。
3. 金融庁登録業者を使う
海外の怪しい取引所は使わないこと。金融庁の登録業者一覧を確認しましょう。
4. 取引履歴を記録しておく
確定申告の時に困らないように、いつ・何を・いくらで買ったかの記録は残しておきましょう。取引所のCSVダウンロード機能を活用するのが便利です。
5. 勉強を続ける
仮想通貨の世界は進化が早いため、CoinDesk Japanなどのメディアで定期的に情報収集しましょう。
仮想通貨市場の現状
記事執筆時点の仮想通貨市場は、ビットコインETFの普及や各国の規制整備が進んで、以前よりもずっと整った投資環境になってきています。
日本でも税制改正の議論が進んでおり、将来的には分離課税(一律20%)になる可能性も取り沙汰されています。投資環境が整いつつある今、始めるには良いタイミングと言えるかもしれません。
よくある質問(Q&Aコーナー)
Q. 仮想通貨はいくらから買えますか?
A. 取引所によりますが、bitFlyerなら1円から、Coincheckなら500円から購入できます。数千円あれば十分に始められます。
Q. 仮想通貨は危険ですか?
A. 値動きが激しいためリスクはあります。ただし、余裕資金で少額から始め、セキュリティ対策をしっかり行えば、リスクを大幅に抑えられます。
Q. ビットコイン以外も買うべきですか?
A. 最初はビットコインだけで十分です。慣れてきたらイーサリアムを加えるのがおすすめです。よくわからないアルトコインに手を出すのは知識がついてからにしましょう。
Q. 仮想通貨の利益は確定申告が必要ですか?
A. 給与所得者の場合、年間の仮想通貨の利益が20万円を超えると確定申告が必要です。利益の計算方法は少し複雑なので、取引履歴はしっかり管理しておきましょう。
Q. 仮想通貨はどこに保管されますか?
A. 取引所で購入した仮想通貨は取引所のウォレットに保管されます。より安全に保管したい場合は、ハードウェアウォレット(LedgerやTrezor)に移すことをおすすめします。

まとめ
- 仮想通貨の始め方は「口座開設→入金→購入」の3ステップ
- 最初は5,000円から10,000円の少額でスタートする
- 積立投資×長期保有が初心者に最もおすすめの戦略
- 金融庁に登録された国内取引所を使う
- 二段階認証などのセキュリティ対策は必須
- 年間20万円を超える利益が出たら確定申告が必要
仮想通貨の世界は、一見難しそうに見えますが、始めてみると「え、これだけ?」と感じるほど簡単です。大切なのは、余剰資金で焦らずコツコツ続けること。まずは一歩踏み出してみてください。
暗号資産の基礎を体系的に学びたい方は、日本暗号資産取引業協会(JVCEA)の公開資料も参考になります。
※記事執筆時点の情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。


