「あの話題のコイン、自分が使ってる取引所では買えない…」という経験はありませんか。取引所によって取り扱っている通貨(銘柄)の数はかなり異なるため、何を買いたいかによって最適な取引所が変わってきます。
取扱通貨数だけでなく「板取引に対応しているか」も重要なポイントです。販売所でしか買えない通貨はスプレッドが広く、コストが大きくなります。
この記事では国内主要取引所の取扱通貨数を比較するとともに、「販売所だけなのか、板取引にも対応しているのか」まで細かく見ていきます。アルトコイン投資に興味がある方は、ぜひ参考にしてください。

取扱通貨数の比較一覧
まずは記事執筆時点の取扱通貨数を一覧で比較します。
| 順位 | 取引所 | 取扱通貨数 | 板取引対応数 |
|---|---|---|---|
| 1 | bitbank | 44種類 | 44種類(全通貨) |
| 2 | SBI VCトレード | 42種類 | 7種類 |
| 3 | bitFlyer | 39種類 | 6種類 |
| 4 | Coincheck | 35種類 | 数種類(限定的) |
| 5 | BITPoint | 29種類 | 12種類 |
| 6 | GMOコイン | 26種類 | 23種類 |
| 7 | LINE BITMAX(※2026年6月サービス終了予定) | 8種類 | 非対応 |
取扱通貨数の多さではbitbankがトップです。しかしここで注目してほしいのが「板取引対応数」の列です。
bitFlyerは39種類も取り扱っていますが、板取引に対応しているのは6種類だけ。残りは販売所でしか買えないため、スプレッドが広くコスト面では不利になります。
一方、bitbankは取扱通貨44種類すべてが板取引に対応しています。コストを抑えてアルトコインを売買したいなら、bitbankが有力な選択肢です。

主要通貨の取扱対応表
次に、人気の仮想通貨がどの取引所で買えるかを一覧にしました。
| 通貨 | bitFlyer | Coincheck | GMO | bitbank | SBI VC |
|---|---|---|---|---|---|
| BTC(ビットコイン) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| ETH(イーサリアム) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| XRP(リップル) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| SOL(ソラナ) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| DOGE(ドージコイン) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| AVAX(アバランチ) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| MATIC(ポリゴン) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| DOT(ポルカドット) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| ADA(カルダノ) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| SHIB(シバイヌ) | ○ | ○ | ○ | ○ | – |
BTC・ETH・XRPなどの主要通貨はどの取引所でも取り扱いがあります。差がつくのはマイナーなアルトコインです。
取扱通貨が多い取引所のメリット・デメリット
メリット
- 投資の選択肢が広がる
- 話題の新しいコインにすぐ投資できる
- 分散投資がしやすい
- 1つの取引所で完結できる
デメリット
- 選択肢が多すぎて迷いやすい
- マイナーコインは流動性が低いことが多い
- すべての通貨が板取引に対応しているとは限らない
新規上場(リスティング)に強い取引所は?
新しいコインの上場頻度が高い取引所も気になるポイントです。近年積極的に新通貨を上場しているのはbitFlyer・Coincheck・GMOコインの3社です。特にbitFlyerは複数の新通貨を追加しており、取扱通貨数の拡大に積極的な姿勢を見せています。
ただし新規上場されたばかりの通貨は値動きが激しいことが多いため、「上場直後に飛びつく」のではなく少し様子を見てから投資判断するのが賢明です。
国内取引所に上場するためには日本暗号資産取引業協会(JVCEA)の審査を通過する必要があり、海外に比べて上場のハードルが高い分、一定の品質は担保されていると言えます。
「板取引対応」がなぜ重要なのか
取扱通貨数だけでなく「板取引に対応しているか」が重要な理由を改めて解説します。
販売所と板取引のコスト差
例えば100万円分のアルトコインを購入する場合を考えてみましょう。
- 販売所(スプレッド0.5%):コスト約5,000円
- 板取引(手数料0.05%):コスト約500円
その差は10倍です。年間で何度も取引するなら、数万円から数十万円の差になります。
アルトコインを積極的に売買するなら、板取引対応通貨数が多い取引所を選ぶのが鉄則です。この観点では全通貨が板取引に対応しているbitbankが非常に有利です。

アルトコイン投資の注意点
- 時価総額が低い通貨はハイリスク:1日で20〜30%動くことも珍しくない
- 流動性を確認する:板の注文が薄いと希望価格で売買できない場合がある
- 分散投資を心がける:ポートフォリオの60〜70%はBTCとETH、残りでアルトコインが基本
- プロジェクトの中身をチェック:名前や雰囲気だけで投資するのはNG
暗号資産への投資にはリスクが伴います。金融庁の暗号資産関連ページで基本的な注意事項を確認してから投資を始めましょう。
海外取引所との比較
「国内取引所は通貨数が少ない」という声もあります。確かに海外の大手取引所は数百種類の通貨を取り扱っていますが、日本から海外取引所を使うことにはリスクがあります。
- 金融庁に未登録の業者がほとんど
- 日本の法律の保護を受けられない
- トラブル時に日本語サポートが受けられない
- 税金の計算が複雑になる
安全に仮想通貨投資をするなら国内の登録業者を使うのが基本です。どうしても国内で取り扱いのない通貨に投資したい場合は、リスクを十分に理解した上で自己責任で判断してください。
よくある質問(Q&A)
Q. 取扱通貨数は今後も増える?
A. はい、各取引所とも取扱通貨の拡大に積極的です。JVCEAの審査を通過した通貨が順次追加されていく流れが続いています。
Q. 複数の取引所を使い分けるのはアリ?
A. むしろおすすめです。メインの取引所で主要通貨を売買し、特定のアルトコインは取り扱いのある別の取引所で購入するという使い分けをしている人は多くいます。
Q. マイナーなアルトコインは避けたほうがいい?
A. 初心者のうちは時価総額TOP20以内の通貨に絞ることをおすすめします。マイナーコインは値動きが激しく、プロジェクトが頓挫するリスクも高いため、投資するなら少額に留めましょう。
Q. 販売所でしか買えない通貨は買わないほうがいい?
A. 長期保有目的で頻繁に売買しないなら、販売所でも問題ありません。ただし短期で売買を繰り返す場合はスプレッドの影響が大きいため、板取引対応の取引所を選ぶほうが有利です。
Q. 取引所の口座開設にはどのくらい時間がかかる?
A. 多くの取引所でオンライン本人確認(eKYC)に対応しており、最短で即日から数日程度で口座開設が完了します。身分証明書とスマホがあれば手続きできます。
まとめ:用途に合わせて取引所を選ぼう
- 取扱通貨数で選ぶならbitbank(44種類)
- 板取引でアルトコインを売買したいならbitbank(全44種類対応)
- 通貨数と手数料のバランスならGMOコイン(26種類・板取引23種類)
- 初心者で主要通貨だけ買いたいならCoincheck(35種類・使いやすいアプリ)
- 取扱通貨数は各取引所が頻繁にアップデートしているため最新情報を確認する
取扱通貨数は各取引所が頻繁にアップデートしているため、この記事の情報も数ヶ月後には変わっている可能性があります。最新情報は各取引所の公式サイトで確認してください。

※記事執筆時点の情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。


