仮想通貨を始めようと思ったとき、多くの方が「コインチェックとビットフライヤー、どちらがいいの?」と迷われるのではないでしょうか。
どちらも国内トップクラスの取引所で、CMで見かけたことがある方も多いはずです。正直なところ甲乙つけがたい両者ですが、よく比べてみるとそれぞれ異なる強みがあります。
この記事では、あらゆる角度から両者を徹底比較して、あなたにぴったりの取引所がどちらなのか判断する材料を提供します。手数料、セキュリティ、使いやすさ、サービス内容まで、忖度なしで比べていきますので参考にしてみてください。

基本スペック比較
コインチェック
運営会社:コインチェック株式会社(マネックスグループ)
設立:2014年
取扱通貨数:30種類以上
最低取引額:500円から
レバレッジ:非対応
アプリDL数:国内No.1
ビットフライヤー
運営会社:株式会社bitFlyer
設立:2014年
取扱通貨数:30種類以上
最低取引額:1円から
レバレッジ:最大2倍
BTC取引量:国内トップクラス
基本スペックだけ見ると非常に似ていますが、最低取引額やレバレッジ対応の有無など、細かな違いがあります。
手数料を徹底比較
取引手数料
コインチェック:販売所は無料(スプレッドあり)、取引所はBTCのみ無料
ビットフライヤー:販売所は無料(スプレッドあり)、取引所は0.01〜0.15%
取引所形式で比べると、BTCに限ってはコインチェックのほうがお得です。ただしコインチェックの取引所はBTCのみなのに対し、ビットフライヤーのLightningでは複数銘柄の板取引が可能です。
入金手数料
コインチェック:銀行振込は無料(振込手数料は自己負担)、コンビニ入金は770〜1,018円
ビットフライヤー:住信SBIネット銀行は無料、それ以外は330円
銀行振込なら両者ほぼ同条件です。住信SBIネット銀行を使っている方ならビットフライヤーがお得になります。
出金手数料
コインチェック:407円
ビットフライヤー:三井住友銀行は220〜440円、それ以外は550〜770円
三井住友銀行を使っている方ならビットフライヤー、それ以外ならコインチェックのほうが安くなります。
送金手数料(BTC)
コインチェック:0.0005BTC
ビットフライヤー:0.0004BTC
ほぼ同水準ですが、わずかにビットフライヤーが安めです。なお、どちらもGMOコイン(無料)には及びません。

使いやすさを比較
アプリのUI/UX
コインチェック:シンプルで直感的な設計になっています。仮想通貨に触ったことがない方でも迷わず操作できます。ポートフォリオ画面が見やすく、資産の状況が一目でわかるのも魅力です。
ビットフライヤー:初心者向けの「販売所」画面と上級者向けの「Lightning」画面が分かれています。初心者でも使えますが、コインチェックほどシンプルではありません。
アプリの使いやすさではコインチェックが一歩リードしています。
取引ツール
コインチェック:基本的なチャートと注文機能。シンプルさを重視した設計です。
ビットフライヤー:Lightningは高機能チャートとレバレッジ取引に対応。トレーダー向けの機能が充実しています。
本格的なトレードをするならビットフライヤーが圧倒的です。
セキュリティを比較
コインチェック
2018年のNEM流出事件は有名ですが、マネックスグループ傘下に入ってからセキュリティは一新されました。コールドウォレット管理、マルチシグ、二段階認証はもちろん完備。金融庁にも暗号資産交換業者として正式に登録されています。
ビットフライヤー
創業以来ハッキング被害ゼロの実績を持っています。業界最長記録であり、セキュリティへの投資は国内取引所の中でもトップクラスです。
セキュリティ面ではビットフライヤーに軍配が上がります。ハッキングゼロの実績は大きな安心材料です。
サービス内容を比較
積立サービス
コインチェック:月10,000円から。銀行口座から自動引き落とし対応。
ビットフライヤー:1円から。口座残高から引き落とし。
少額から試したいならビットフライヤー、完全自動化したいならコインチェックが向いています。
NFTサービス
コインチェック:Coincheck NFTを運営。ガス代無料でNFT売買が可能。
ビットフライヤー:NFT専用サービスはなし。
NFTに興味があるならコインチェック一択です。
レバレッジ取引
コインチェック:非対応
ビットフライヤー:最大2倍
レバレッジ取引をしたい方はビットフライヤーを選ぶ必要があります。
ポイント連携
コインチェック:なし
ビットフライヤー:Tポイント・Vポイントをビットコインに交換可能
ポイントを活用したい方にはビットフライヤーが嬉しい選択肢です。

結局どちらがおすすめ?
コインチェックがおすすめな人
- 仮想通貨が完全に初めてで、使いやすさを最重視する方
- いろいろなアルトコインを触ってみたい方
- NFTにも興味がある方
- 積立を銀行口座から自動引き落としにしたい方
- シンプルなアプリでサクッと売買したい方
ビットフライヤーがおすすめな人
- セキュリティを最重視する方
- 1円からの超少額で始めたい方
- Lightningで本格的にトレードしたい方
- レバレッジ取引をやりたい方
- Tポイント・Vポイントを仮想通貨に換えたい方
両方開設するのがベスト
結論として、両方とも口座を開設しておくのが一番おすすめです。口座開設は無料ですし、維持費もかかりません。
普段の購入はコインチェックの使いやすいアプリで、本格トレードはビットフライヤーのLightningで、という使い分けが理想的です。
どちらか1つだけ選ぶなら、初心者はコインチェック、中上級者はビットフライヤーという選び方が間違いありません。
よくある質問(Q&A)
Q. 口座開設にお金はかかりますか?
A. どちらも口座開設・維持ともに無料です。必要書類はマイナンバーカードまたは運転免許証で、スマホから申し込めば最短即日で完了します。
Q. 初心者が最初に買うべき通貨は何ですか?
A. まずはビットコイン(BTC)がおすすめです。時価総額が最も大きく情報も豊富なので、学びながら投資するのに最適です。
Q. 両方の取引所を使い分けるメリットはありますか?
A. あります。取引所によってスプレッドやキャンペーンが異なるため、その都度有利な方で取引できます。また、1つの取引所に資産を集中させないリスク分散にもなります。
Q. 海外取引所と比べてどうですか?
A. 国内取引所は金融庁の規制のもとで運営されており、万が一のトラブル時にも日本の法律で保護される安心感があります。初心者はまず国内取引所から始めることをおすすめします。

まとめ
コインチェックとビットフライヤーはどちらも優秀な取引所ですが、強みが異なります。
| 比較項目 | 優位 |
|---|---|
| 使いやすさ | コインチェック |
| セキュリティ | ビットフライヤー |
| 手数料 | ほぼ互角(条件による) |
| トレードツール | ビットフライヤー |
| NFT | コインチェック |
| 少額投資 | ビットフライヤー |
自分の優先事項に合わせて選んでみてください。迷ったら両方開設しておくのが賢い選択です。
各取引所の最新情報はコインチェック公式サイトとビットフライヤー公式サイトで確認しましょう。取引所選びの参考に日本暗号資産取引業協会(JVCEA)の統計データもチェックしてみてください。
※記事執筆時点の情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。


