「仮想通貨の口座開設って難しそう…」と感じている方は少なくないかもしれません。しかし実際には、スマホ1台あれば最短10分で申し込みが完了します。銀行口座を作るよりもずっと手軽です。
口座開設に必要なのは、本人確認書類・メールアドレス・スマートフォンの3つだけです。特別な知識も不要で、画面の指示に沿って進めれば問題ありません。
この記事では、仮想通貨取引所の口座開設手順をステップバイステップで解説します。どの取引所でもほぼ同じ流れなので、一度覚えてしまえば応用が利きます。

口座開設に必要なもの
事前に準備しておくものを確認しましょう。
本人確認書類(いずれか1つ)
- 運転免許証
- マイナンバーカード(個人番号カード)
- パスポート
- 在留カード
- 住民基本台帳カード(顔写真付き)
おすすめは運転免許証かマイナンバーカードです。スマホで撮影してアップロードするだけなので、顔写真付きの身分証があればスムーズに進みます。
その他に必要なもの
- メールアドレス:フリーメール(Gmail等)で問題ありません
- スマートフォン:本人確認の撮影と二段階認証に使用します
- 銀行口座:日本円の入出金に使用します
口座開設の手順(5ステップ)
どの取引所もだいたい同じ流れです。汎用的な手順を解説します。
ステップ1:メールアドレスを登録する
- 取引所の公式サイトまたはアプリにアクセスする
- 「口座開設」「新規登録」ボタンをタップする
- メールアドレスを入力する
- 届いた確認メールのリンクをクリックする
- パスワードを設定する
ここまで約2分で完了します。パスワードは英数字・記号を含む強いものを設定しましょう。他サービスとの使い回しは絶対にNGです。
ステップ2:個人情報を入力する
氏名、生年月日、住所、電話番号、職業、年収、投資経験などを入力します。証券口座を作ったことがある方なら馴染みのある内容です。
「投資の目的」や「投資経験」を聞かれますが、正直に答えれば大丈夫です。「経験なし」でも口座開設を断られることはまずありません。
ステップ3:本人確認書類を提出する
ここが一番のポイントです。記事執筆時点では、ほとんどの取引所が「eKYC(オンライン本人確認)」に対応しており、スマホだけで完結します。
eKYCの手順
- 本人確認書類の種類を選ぶ(運転免許証、マイナンバーカードなど)
- 書類の表面をスマホで撮影する
- 書類の裏面を撮影する(マイナンバーカードの場合は表面のみの場合も)
- 書類を斜めに傾けて撮影する(厚みの確認)
- 自分の顔をスマホのカメラで撮影する(セルフィー)
- 画面の指示に従って顔を動かす(左右に向く、まばたきするなど)
撮影のコツは、明るい場所で、ブレないようにしっかり撮ることです。暗い場所や手ブレがあると再撮影になるため注意しましょう。

ステップ4:二段階認証を設定する
口座のセキュリティを強化するために、二段階認証(2FA)を設定します。Google AuthenticatorやAuthyなどの認証アプリを使うのが一般的です。
- 認証アプリをスマホにインストールする
- 取引所の設定画面でQRコードを表示する
- 認証アプリでQRコードを読み取る
- 表示される6桁のコードを入力して完了
二段階認証は絶対に設定してください。設定しないと、パスワードが漏れた場合に資産を全部盗まれる可能性があります。
ステップ5:審査完了を待つ
eKYCを使った場合、早ければ数時間から当日中に審査が完了します。郵送での本人確認の場合は数日から1週間程度かかります。審査が完了するとメールで通知が届き、これで口座開設完了です。
口座開設後にやること
1. 日本円を入金する
銀行振込、即時入金、コンビニ入金などの方法で日本円を入金します。手数料無料の入金方法を選ぶのがポイントです。
2. まずは少額で買ってみる
最初は1,000円から5,000円くらいで試しにビットコインを買ってみましょう。操作に慣れることが最優先です。
3. セキュリティ設定を確認する
二段階認証以外にも、出金時のメール確認、ログイン通知、出金先アドレスの登録制限など、使えるセキュリティ機能はすべてONにしておきましょう。
取引所選びのポイント
「どの取引所で口座を開けばいいの?」と迷う方向けに、選び方のポイントをまとめます。
| 重視するポイント | おすすめ取引所 | 特徴 |
|---|---|---|
| 使いやすさ重視 | Coincheck | アプリが直感的でわかりやすい。取扱通貨も多い |
| 手数料重視 | GMOコイン | 入出金無料、送金無料、取引手数料も安い |
| セキュリティ重視 | bitFlyer | 国内最長のハッキング被害ゼロの実績 |
| 本格トレード向け | bitbank | 板取引の環境が充実、チャートも高機能 |

よくある質問(Q&Aコーナー)
Q. 未成年でも口座開設できますか?
A. 取引所によりますが、18歳未満は基本的に口座開設できません。18歳以上であれば開設できるところが多い状況です。
Q. 複数の取引所で口座を作っても問題ありませんか?
A. まったく問題ありません。むしろ2つから3つ持っておくのがおすすめです。取引所によって取扱通貨や手数料が異なるため、使い分けると便利です。
Q. 口座開設にお金はかかりますか?
A. 無料です。口座の維持費もかかりません。開設してしばらく使わなくても費用は発生しないので、まずは作っておくだけでもOKです。
Q. 審査に落ちることはありますか?
A. まれにあります。本人確認書類の不備や、反社会的勢力に該当する場合などが該当します。通常の方なら問題なく通ります。
Q. 口座開設したら必ず仮想通貨を買わないといけませんか?
A. そんなことはありません。口座を作っただけで購入義務は発生しません。「買いたいと思ったときにすぐ動けるように準備しておく」という使い方も賢い選択です。
Q. 取引所のアプリは安全ですか?
A. 金融庁に登録されている取引所の公式アプリであれば、基本的に安全です。ただし、必ずApp StoreやGoogle Playの公式ストアからダウンロードしてください。偽アプリも存在するため注意が必要です。
Q. マイナンバーカードを持っていない場合はどうすればいいですか?
A. 運転免許証やパスポートでも本人確認が可能です。顔写真付きの身分証明書があれば問題ありません。詳しくはデジタル庁のマイナンバーカード案内ページも参考にしてください。

まとめ
- 口座開設に必要なのはスマホ・本人確認書類・メールアドレスの3つ
- eKYC対応の取引所なら最短10分で申し込み完了
- パスワードの使い回しは厳禁。二段階認証は必ず設定する
- 取引所は2つから3つ口座を持つのがおすすめ
- まずは少額(1,000円程度)から操作に慣れるのが安全
- 口座開設は無料で維持費もかからない
口座開設は仮想通貨投資の最初のステップです。「難しそう」と後回しにしている方も、実際にやってみると拍子抜けするほど簡単に終わります。まずは1つ口座を作って、少額で買う体験をしてみてください。
※記事執筆時点の情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。

